タイのピクト&注意書きいろいろ
前回は犬お断りピクトのみ紹介しましたが、タイはピクトが充実していました。
こちらは駅に貼られていたピクト一覧。
日本であまり見かけないピクトといえば、「No hawking」ピクトでしょうか。
籠をふたつ提げた物売りの図が描かれています。
これはピクトとともに貼られていた注意喚起貼り紙。「スリに注意」。
こちらはシンプルに禁煙ピクトなのですが、タイ文字が書かれているだけでかっこよく見えますな。日本の文字も、読めない外国人からはこんなふうに見えるのかなあ。
そういえば、タイのトイレピクトは日本と同じでした。ベトナムのトイレピクトは、男女で色分けされておらずいずれも同色だったのですが、タイでは、男性用は青、女性用は赤でした。色分けの文化差は気になるところです。
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駅・電車で印象的だったピクトさんは、こちらの優先席ピクトです。
日本と同じく、妊婦さん、お年寄り、身障者等を示すピクトに加え、黄色い衣をまとったお坊さんピクトがあります。
電車の中にもちゃんとお坊さん席がありました。
僧侶は女性の身体に触れてはいけないのですが、満員電車ではどうしても触れてしまうことになるため、こうしてお坊さん席が設けられているのだとか。へー。
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以下は、お寺の注意書きシリーズです。
バンコク一有名なお寺、ワット・ポーの注意書き。ブッダをタトゥーなどの意匠として用いることが不敬として注意されると同時に、ショートパンツやノースリーブなど露出の多い服装も禁じられています。
しかし、入口でガウンやロングスカートの貸し出しがあり、それを羽織れば入場OKという親切仕様で、入口横ではショートパンツ女子たちが着替えていました。
「どこまでがショートパンツか」というラインも微妙なところ……。
私は膝丈のハーフパンツでしたがコレはOKのようでした。
こちらはアユタヤのお寺。仏塔に登ること、首のない仏像の肩に頭を載せること、などが注意されていますが、わざわざ日本語が書かれているということは、日本人のマナー違反が多いのか……?