子供時代に夢見た大人の世界(80s)を求め続けているよの巻

この間、東大阪にて最高に好みのスポットを見つけました。

布施駅前のイオンに行ったんですが、おおこれは、私の好物「二つ名をもつイオン」ではありませんか!(例:イオンモール五条=ダイヤモンドシティハナ)



というか、ヴェル・ノール布施というもともとあった施設の中にイオンが入ったのかな?
いずれにせよ、とってつけたようなイオンのロゴよりも、ヴェル・ノール布施のほうが、語感も字体も圧倒的にかっこいいです。ナカグロが煌めいてるのもポイント高いです。

で、ここでお茶をしたのでありますが、最上階のカフェレストランが、私の好みを体現したようなお店でした。(ナカグロのネオン切れ気味なのが気になる……。)




こ……こいつがある!!



星占い機!!
しかもカラーリングがかなり可愛いです。ミントグリーン(画像ではちょっと緑が勝ってしまっていますが実物はも少し爽やかなミント)×ピンク! ハートマーク付き!
これがあるだけで私のカフェ評価は5割増しになります。


メニューはパフェいっぱい。そしてどれも安い!
迷いつつも、ビジュアルだけで一番可愛いやつ、「カラフルボール」を選びました。




向かって右がカラフルボールです。うううう。この「同時に二色のアイスクリームが載ってるやつ」、子供の頃にめちゃ憧れたやつや〜〜!!
サクランボはちゃんと炭酸に浸かってて美味しかったし、謎の緑の液体入りクリームも美味しかったです。




店内こんな感じなんですが、店名が書かれたネオンとお掃除が面倒そうな照明がツボ過ぎます。
ソファはところどころテープで補修されているのですが、そんなところも含めてイイ!




なんというか子供の頃に夢見ていた、「都会のフルーツパーラー」 って感じの内装です。
気づいたのですが、私が「イイ!」と感じるものは、自分が子供時代に「大人の世界のもの」として夢見ていた70年代、80年代頃のおしゃれ物件なのでありましょうなあ。(このピア・ジョリーがいつ誕生したのかは知りませんが。)
そういえばさんざんはしゃいだ池袋ミルキーウェイも、まさにそんなお店でしたね。
子供の頃、少女漫画・小説を読んだり大人の歌を聴いたりして、そうした世界に憧れていたのでありますが、実際にそんなところに連れていかれることはなかったものだから、余計に憧れが刷り込まれたものと思われます。私は一生、当時の憧れの面影を探し求めて生きていくのでありましょう……。

子供の頃、何段にも重なったアイスクリームの絵とか(※当時サーティーワンが流行らせたものと思われる)、団地の下のショッピングモールとか(※よく分からないが団地の一階に入ってるちょっとおしゃれなお花屋さんとかが最高と思っていた)の絵を描いて、ホワワ……大人の世界……とほわほわしていたものです。
そして今でも、ネオン、ファンシーな装飾、ファンシーな字体、無駄にポップな配色、特に機能的でないが曲線が多用され妙に凝った意匠……など、「当時最先端のおしゃれだったもの」にぐっと来てしまうのです。
それも、「一周周って新しいでしょ」的に意図されたレトロでなく、もはやダサくなりながらも生き残っている天然レトロスポットを欲してしまいます。



当然ながら老朽化から、そんなスポットも減ってしまいましたが(そんなスポットの聖地・千里中央も大幅に変わるみたいですし…)、少し都心から離れた大きめの駅などに、そうした野生のレトロスポットがエアポケットのように残っていると、うおおおお!とテンション上がります。
最近は、布施の他には、JR吹田駅前がなかなかいい感じでした。
一番下の写真は、私好みの甘いピンク×丸い窓のお店が、ユニクロと家電量販店という平成と共存している図です。