溶けかけ雪の清水寺とその周辺てくてく(後編)





前編より、雪の日の清水寺続きです。



清水寺の拝観券って、季節によって絵が違うの、ご存知でしたか?
実は私はこの日初めて知りました……。4ヴァージョンあるのだそうです。
まさにこの日にぴったりの、雪の清水の絵でした。





舞台から見下ろす京都の町は綺麗であろうなぁ、と思ったら、舞台は立入禁止でした。積雪だと立入禁止になるのだそうです。
しかし写真からは、舞台にはほとんど雪が残っていない様子、一方で東山と対岸の子安塔がうっすら白い様子がお分かりいただけると思います。




真ん中に柵が写ってしまい超下手ではありますが、舞台の横から、音羽の滝〜京都の町のパノラマ写真を撮ってみたので一応upします……




この日は奥の院も改修工事により立入禁止とのこと。
舞台を下から撮ってみました。




そして、子安塔のほうへ登りました。夏に来たときは暑すぎてそれ以上歩きたくなくて登らなかったのですが、冬なら逆に身体があたたまっていいですね(^ω^)
ここからは、本堂〜舞台の側が一望できるのです。誰ぞ、うれしがりが雪だるまを設置していたので、舞台と一緒に撮りました。雪の日はみんなの遊び心が発揮されるのが好きです!



子安塔はこんな感じ。みんなが歩く周囲の雪はもう溶けていました。



石段を降りたところのベンチは、まだ座れない状態でありましたが、ここにも可愛いちびだるまがいました。




そんな感じで雪(溶けかけ)の清水寺、単に景色がきれいというだけでなく、各地から来たみんな受かれている様子がとてもよくて、なんだか良いおさんぽでした。
ちょっとした木々や、茶店や、池も、きらきら光っており、それが清々しくさわやかでした。
その後、三年坂〜五重塔のほうへ。



観光地に増殖しつつあるどんぐり共和国。トトロも雪を背負ってました。



三年坂も観光客がいっぱいで賑やか。雪の塀の向こうに赤い花。



三年坂、しばらく来ないと新しいオシャレなお土産屋さんができていたりします。
これはお店のお姉さんが店の前に作っていた本気雪だるま。くまさんになってるー!




そして五重塔なのですが、この日の五重塔は今まで見た中で一番凄い感じでした。
キラキラと雪の名残が飛び交って、青空と流れる雪雲の下、倒れてきそうに近く迫って見えたのです。写真では伝わらないかな??




五重塔のふもとには野党共闘を訴えるポスターが。雨宮処凛氏がいる〜!



五重塔のふもと、ひっそりと忘れられがちな庚申堂ですが、ここ、カラフルなので大好きなのです。
カラフルなお堂の前に、やはりカラフルなレンタル着物を着た若い女性がいて、そのカラフルなものたちが雪で彩られていて、美しかったです。






私はもくもく歩いているとすぐぐるぐる要らんことを考えてうつうつしがちなのですが、この日のおさんぽは、なんだか爽快な気分になり、非常によかったです。諸々漂白する白の効用でありましょうか、童心に返って浮かれる人々を多数見ることができたからでしょうか。



おまけ)
老人ホームの裏で見つけたゆきだるま(だるま??)。
やたら目と目の近いなんらかの動物か。シュール……