ポムポムの狂気とカスタムポムポム
以前も当ブログではポムポムプリンカフェへ行ったことを書きましたが、サンリオキャラで最も好きなのはポムポムプリンです。
先日、念願のプムプムプリン展が京都大丸に来ていたので、同じくポムポムファンのナメちゃんを誘って行って参りました。
一見可愛い展覧会なのですが、これが実に狂気に満ちたイヴェントでありました。
大丸の高級呉服屋の隣に、妙に可愛らしい黄色の空間。まずはポムポム看板の前で写真を撮り合うわれわれ。
(※展示は全て撮影可でありました。)
そして入口をくぐるやいなや現れる、サンリオの狂気!
スクリーンの周りを囲むポム勢!
まさに「可愛いは狂気」です!
ちなみにこのスクリーンに来場者の姿がうつり、顔認識すると頭の上にポムポム帽が現れるんですが、それを撮ろうとカメラを構えると顔認識をやめポム帽が消える、という悲しい仕様でした。
ぎゅむ
ぎゅむぎゅむ系といえばポムポムがサンリオキャラクター投票で優勝したときのこんなパネルも。「可愛いは狂気」を見事に体現した一枚です。
個人的に最も狂気を感ずるのは、ナメちゃんと私が「ヤプー系」と呼んでいる身体改造ポムポムシリーズ。
やばいよ〜 家畜犬プリンだよ〜〜
お土産に買ったファイルもやはりポムポムびっしりでした。
という狂気系(勝手に命名)以外にも、も展示はすごく充実していました。
丁寧に作られたこんなパネルに感心したり、
グッズはこんなふうに作られてるのかーと勉強になったり崩れたデッサンになごんだり、
犬キャラがプリンになってゆく過程に感嘆したり、
何かが足りない初期プリンを見てしまったり、
初代デザイナーさんがずっと傍に置いていたというぬいぐるみに愛を感じたり、
尻と記念撮影をしたり、
そんな中、展示も終盤で、ひときわ狂気を放つスペースが現れました。
アーティストや美大生、ポムポムファンによるカスタムポムポムのコーナーです。
思い思いにカスタムされたポムポムがずらーり。ををう……サンリオの懐の深さよ。
全部写真を撮ってブログに載せたいほど最高だったのですが、以下、特に心に残ったものを。
このあたりは可愛らしいカスタムポムポム。他にも、春の土手をイメージしたものやお花で飾られたもの、苺模様になったものなど、可愛いポムポムがたくさんいました。
こりゃまたパンクなポムポム!「トゲトゲプリン」。
こ、これは……ううっ。「脱皮プリン」!?
「ラブコメプリン」。もはやプリンではない。
その背後のフライにされたプリンもやばいです。
出土したポムポムプリン。
そして見た瞬間私もナメちゃんも鳥肌を立てたのがこれ!! 自己産出ポムポム!
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見ているうちに私もプリンカスタム欲(※人間三大欲求の一つ)が湧いてしまい、ショップで売られていた素焼きポムポムを買ってしまいました。
じゃじゃーん
白紙のポムポムを自分好みにカスタムできるのです! 久々のアクリル絵の具を取り出してGO。
私にとってポムポムの魅力とは何か……?と内なるポムポムと向き合ってみたところ、その哺乳類ぽさ、ぽむんとしたやはらかそうなところだなア、と思い、とりあえずやはらかそうな色に塗ってみました。
苺ミルク色のポムポム、この時点で既に可愛いよ〜〜。
作業途中、デスク上で光を浴びるポムポム。(壁のポムポムはポムポムプリンカフェでもらったランチョンマットです。)
完成!
哺乳類性を前面にだしたポムポムプリン、めちゃ可愛くないですか?
下腹部はふっさりした感じにしたく、まめ子のおなかを思い出しながら塗りました。
背面には差し色のミントグリーンで水玉を。肛門は重要なので金色で塗りました!
我が心のポムポムさんを表現し切ることができて嬉しいです。
サンリオの魅力はこの、それぞれのカスタムを受け容れてくれる包容力であり、狂気も可愛さも、そこに由来しているのでありましょう。
うちのポムポムには、ニスを塗って仕上げようと思っております。