ことことことでんその3、ひやく号に乗り鉄の巻


翌日は朝から、「鉄道に乗るためだけに鉄道に乗る」ということをしにいきました。そう、初めての「乗り鉄」です。
ことでん琴平線には、土日祝日のみ「ことちゃん ひやく号」が走っているのです。
ことでん100周年の「ひゃく」と「飛躍」をかけたネーミングだそう。
栗林公園駅〜終点・高松築港駅間をひやく号に乗って折り返してこよう、という寸法。


大名の名庭園・栗林公園を軽くお散歩してから、そこから5〜10分の栗林公園駅へ。
栗林公園は5月の緑が綺麗でした。




栗林公園駅にてまたもテンションが上がり、券売機まで撮る私。
ことでんって、この「ことでん」というロゴのフォントがもう可愛いですよね!



実は、香川では10年以上前にもローカル線に乗った記憶があります。乗り遅れそうになって走っていると、電車が1分ほど待ってくれて、京都ではそんなことは考えられないので、なんて優しいんやー!と感動したものですが、今思えばあれがことでんだったんですねエ。

ホームにはことちゃんがいっぱいいたのでここでもはしゃいで写真を撮る私。

分別することちゃん


サイクルトレインに乗ることちゃん夫妻


映画イベントに行くことちゃん一家、





しばらく待つと、ことちゃんひやく号がホームへと走ってキターーー!!!
黄色い車体の前面にことちゃんが!! 近づいてくる!!


近づいてくるーーー!!!


動画でもご覧ください!



こんな可愛い電車、他にあるでしょうか!? にゅ にょ


車体にデデーンと、うどんをすすることちゃんが! ぞぞーー!!


列車全体に琴電沿線の観光名所が描かれており、あちこちにことちゃんが潜んでいるのです。
無限大を表現しつつも疑問形、「ひやく?」のロゴも可愛いよう。




そして車内に入ったらば、なんかいるーーー!!



ことちゃんが……普通に座っている!
隣に座っている人、前に立っている人、みんな普通です。これが普通の光景なのか?
というか人間が立っているのにイルカが座り、貴重な車内スペースを消費しているとは。誰に席を譲るだの譲らないだの世知辛いこの世の中で、ことでん!最高です!!

隣の車両には妻のことみちゃん。
ことことと電車が揺れるのに合わせて足(尾ヒレ?)がプラプラと揺れておりました。





↑注意書きとの大いなる矛盾↓




なんかシュール…… ちなみに、御覧下さい! わたくしめのシャツがことみちゃんと同じ色なのです。




二両編成のひやく号はことこと走り、高松築港駅で折り返し。ここぞとばかりに撮り鉄たちが撮りまくっていました。
停車時間が2分のみだったのでバタバタしてしまったのですが(2分間でいったん改札を出て復路の切符を買いもう一度改札を入る!)、高松築港駅には駅構内にパブがあったりもするので、次回はこの駅でゆっくりしてみたいな〜。


復路では、ことちゃんと記念撮影できました。ことちゃんファンらしき他のお客さんに写真を撮っていただいたりも。
それにしてもことちゃんが完全に2人分の座席を占領していることがよく分かる構図です。



栗林公園駅で降りてひやく号をお見送り。
乗って行って帰っただけでしたが、なんとも幸せな気持ちになる電車でありました。
ことちゃんファンの子供たちに混じって手をふるおれたち30代大人にも、車掌さん優しく手を振り返してくださり、ありがとうございました……。



ひやく号乗車証もいただいてしまいました!わわーーい!!
(背景は瓦町駅で買ったクリアファイルです。)



さてすっかり満足してうどんを食べ観光に赴いたわれわれでしたが、この後予想外のラッキーが起こるのです。(次回に続く)