昼のラヴホテル街(10) 上野再訪篇


さて、東京へ行くことがあったので、前回の蓮がなかった蓮ホテルを再訪いたしました。

上野は不忍池の近くに、不忍池に見立ててか、「エントランスに蓮が敷き詰められた浄土のようなホテルがある」 と聞いていたのですが、前回訪れたのは冬だったため、こういう状態↓ だったのです。




 バラ、だね…………うん。



今回は季節はばっちり初夏! まさに蓮シーズン! よし!今回こそは!!
と咲き誇る(浮き誇る?)蓮を期待し、赴いたのでありました (これだけのために他に用も無い上野御徒町で下車した私)。
が……、




ちゅーりっぷ!!

まだ春仕様やった!!!?



またも蓮未遂……たのむよ、ホテルUNITED! 蓮を!蓮を!



本家不忍池(ここから徒歩1分程度)に足を伸ばすと、こちらは蓮真っ盛りでした。冬の閑散がウソのよう。紫陽花もきれいでした。



余談ですが、蓮の季節の不忍池には、十年近く前の六月にも来たことがあるなあ、とおもいだしました。
そのときの記憶は、湿度のなか絡み合う蓮茎の情景と相まって、なんとなしに狂おしい印象になっており、狂おしくかつ浄土を思わせる涼やかさの植物は、まこともってラヴホテルのエントランスに相応ではないか、と考えるのでありました。



おまけ: プリンセスI世も健在。