朝から絵馬4枚!


タイトルは、
「ひっこし! ひっこし! さっさとひっこし! 朝から布団4枚!」
へのオマージュです。我が家も目下ひっこし中なもので……


さて、そんなことはいいのですが、久々に縁切り神社です。
絵馬ファンのみなさま、おまたせしました。
縁切り神社には、1月と2月に1度ずつ行ったので、今年に入って既に2回行っていることになります……。
当ブログでは、去年の9月の絵馬自傷以来ですが、今回は写真が少ないので、さくっと小特集です。




(1) 他罰的



まあ、なんてことないのですが、絵馬の中にも自省絵馬と他罰絵馬があり、同じような内容であっても「弱虫で意気地無しでダメな自分と縁を切りたい!」みたいのを自省絵馬とすると、これはなんだか自省が無い。
さらに 「役に立たない人たちは死んで…」 という他罰。

ところで、縁切り神社でけっこう見かけるのが、「自分にとって有益な人と出会いたい」「利益にならない人は去ってほしい」系絵馬なのですが、そんなに人は損得勘定で他人を見ているものなのですかのう。



(2) ひっこし!ひっこし!



本日のビートの効いた絵馬。
「早く離婚!! 離婚!! 時間の無駄だ!!」
「離婚しろ!! 顔も見たくない 早く離婚!! 離婚!!」

これは明らかに、「ひっこし!ひっこし!さっさとひっこし!しばくぞ!」の系譜です!
たまに縁切り神社には、天性のラッパーが潜んでいます。



(3) 段階的



激情にかられて絵馬を書き殴る人は、下書きをしたり、書くことを最初に考えたりはしないのでありましょう、よく見られるのが、「書いてるうちにだんだん興奮してエスカレートしていく」系です。
前回だと 「地獄に落ちて考え直せ」絵馬がそれですね。

最初は「楽しい職場が戻ってくる」ことに重点が置かれていますが、職場からいなくなったら充分では、と思いきや 「しあわせにならないように」。さらにダメ押しのように「早く死にますように」



(4) ブラック企業パワハラサビ残・過労死



世相を反映する絵馬。おおむね同感であります!




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2月の縁切り神社訪問では、友人の縁切り祈願を見守りました!
絵馬(注:穏当な絵馬でした!!)を書くのを見守ったのち、絵馬場に吊したのですが、いざ自分が吊すとなると、怖い絵馬の隣近所には吊したくない……と気を遣うものでありますね!

友人は、あの縁切り碑くぐりも一往復こなしたので、これで悪縁が切れ、良縁が結ばれることとおもいます!



縁切り碑にお札を貼る用のり。





絵馬を書く台! 台にびっしり下書き(?)がされています。



間違えやすい漢字が得に下書きされているようですが、それでも縁切り神社には、「縁」と「緑」を間違える者が後を絶たないのでござゐます……。