ツチブタが好きになってしまった





ずっと気になっていた姫路市立動物園に、この間ヤット行きました。
こじんまりしたレトロ動物園でありながら、意外な充実ぶり。
そして入場料の安さが魅力(大人200円、子供30円!) の動物園。

そこでどーやら、新たなラヴを見つけたっ!



ツチブタさん






すごくかわいい!





西日本では姫路でしか会えないとは以前から聞いていて、ちょっと気になっていたのですが、こんなにすばらしい動物だとは…
この日、帰ってもツチブタさんのことが忘れられず、またすぐに逢いにいってしまいました。
初めて見たときから気になって、またすぐ逢いたくなって、さわりたくなり一緒に暮らしたく(?)なる、……これって恋と呼ばれるものなのでは!?

二回目逢ったときには、こちらにベロ(長くて尖っている)をべろべろしてくれたり、お鼻(なんとも迫力のある鼻)をふごふごしてくれたりしましたよ!!




ふごふごしてくれた・.。*・.。*(〃´∀`)・.。*・.。





二頭います。






檻の中を行ったり来たり。近くに来てくれました!





ツチブタさんがこっちに来るたび興奮し、我にもあらずはしゃいでしまひました。

それにしても、見れば見るほどふしぎないきものです。
うさぎさんのようなお耳に、ずんぐりした身体、そして神秘的な眼……。
匂いが強烈なことで有名らしいですが、嗅いでみると和菓子の匂いがしました。
首のうしろや耳のつけねのしわがいとおしいです。薄い体毛、まるみを帯びた尻、太いしっぽ。撫でたい。

思えばカピバラを見たときも、ひとめ見て、「なんだこれは!?」と気になり、スグに好きになったのでした。まめ子を見たときもそうでした。よき動物はみな、インビュー的な何かをもっていますね。


ツチブタ舎周辺には、立派なツチブタ看板やツチブタ説明板があり、姫路市立動物園のツチブタ愛を感じました。




秀逸な説明板。
この方の絵は動物園の至るところにあり、どれもすばらしいです。





ツチブタ箱! かつては「ツチブタの匂い」が詰められていたようです。





なおツチブタは、ツチブタとはいえどブタの仲間ではありません。
(昔カピバラがミズブタと呼ばれていたようなものでしょうか。)
ツチブタは、ツチブタ目ツチブタ科ツチブタ属。そしてこのツチブタ属に属する種は、ツチブタのみ。
動物園の説明によれば、哺乳類の中で一属一種を形成するのはツチブタのみであるらしく、そのあたりもぐっときます。
いろんな動物のあかちゃんの写真サイト、ZooBorns には、かわいいツチブタの赤ちゃんの写真もたくさんあるので、ぜひみてみてください。







ツチブタさん……またすぐに逢いにいきたいよ、さわりたいよ。
ついに洗濯ばさみまでツチブタに見えるという症状が現れ始めました。