八幡(1) 飛行神社にいった!



先日、訳ありてナメちゃんと八幡にいきましたんや。
そして、飛行神社という変わった名前の神社にいきました。





住宅街にちんまりと現れる小さな神社。
この神社の存在は、稲垣足穂関係のなんかで知ったのだったかな。
タルホ本人の随筆だったか、タルホについて書かれたものの中で見たのだったかは忘れましたが。
しかしたしかに、神社の由緒を見てみましたらば、飛行機、いや、飛行器の、むしろ「墜落」に浪漫を抱き続けたタルホにぴったりの神社。






まず門を入ると、鳥居の手前、手水鉢の向かいに、巨大な飛行機のエンジンが展示してあります。。
こんなメカメカしい神社初めて。
そしてジュラルミンの鳥居をくぐると、海の底から引き上げられたというゼロ戦の何かが。







この神社、なんともふしぎな造りになっていて、写真で分かるでしょうか、ギリシャの神殿風の建物と、ふつうの日本風の神殿が共存しておるのです。ギリシャのほうにも言い訳のように注連縄が張られていました。




そしてステンドグラス。きれい!
あしらわれているのは、飛行機のモデルになった昆虫(?)だと思います。






神社に来たらば絵馬を見なけあなりません。
が、ここの絵馬は、航空業界関係者&航空自衛隊らしき人 ばかり。業界専門用語ばかりで、何を祈ってるのだか分からない!
以下は、そんな中で、目を引いた絵馬です。





はやぶさなのか?



神社の奥は、「飛行資料館」になっています。入場300円。
夥しい模型飛行機が飾られ、飛行機関係の本を集めた文庫もありました。
それにしても、模型のほとんどは戦闘機、文庫にはたくさんの戦記。ああ飛行機の歴史とはふわふわと浪漫的なだけではないのだなあ、と改めて思うたのであった。








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飛行神社の近くに「らくがき寺」というお寺もあり、こちらも面白そうなので行ってみたのですが、残念ながら拝観日ではありませんでした。
その名のとおり、らくがきで有名なお寺。「らくがき寺」でぐぐると、らくがきがいろいろ出てきますよん。