イモムシハンドブック

わー!!!!!


ここ数年のうちでもまれに見る、良い買い物をしました!
表紙を見て即購入でした!





イモムシハンドブック!!!!!(文一総合出版
























かわいい〜!!! 右上のやつがまめ子に似てるし!
表紙の質感もアゲハのいもむしさんの皮膚のようにつるつるで、頬ずりしたくなります。

中を開いてさらに感動。
キャ音など滅多に発音しないのですが思わずキャアアアアッと高い音(――っていってもピアノの真ん中のEくらい――自分にしては高いのである――)を発してしまいました。



原寸大いもむしさんがぞろぞろ!!!!
目次の時点でこんなにてんしょんの上がる本が、他にあるでしょうか!
幼虫ファンの心を捉え過ぎです。

さっそく某氏に見せびらかしたところ、こわがられたので、家に帰って母に見せびらかしましたら、

母: 「なにこれっ!! かわいいいいい!!!」

親子であることを実感しました。
それから一通り、表紙の右上のやつがまめ子に似ているだとか(注:どこが似ているのだと思われるでしょうが似ているのです)、左下のやつはなんの幼虫だったかとか、表紙だけでさんざん盛り上がり、目次を開いて盛り上がり、一頁開くごとに盛り上がり、小一時間盛り上がりました。
かわいいアゲハさん、ウミウシのような蛍光色のイラガ、マダラチョウ系のきれいな垂蛹、木の枝に擬態してるやつ、頭部が猫の顔みたいなやつ(母:「うわっ!こいつらみんな顔持ちやっ」)....などなど。
この本があれば、年を越すまでくらいは盛り上がれそうです。




↑中身はこんな感じです。
すごくないですか、これ。成虫は申し訳程度に端っこに載っているだけ(それでも充分きれいな写真です)。あくまで幼虫さんが主役なのです!
写真のセレクトも、「分かってるなあ!」という感じです。
これまで、モノクロの鱗翅目幼虫図鑑はありましたが、フルカラーでしかも安価なものはなかったように思います。まさにこんな本を待っていたのでした。

欲をいえば、マイナー種ももう少し載っていればいいなということ(オオゴマダラは載せて欲しかった!)と、どの幼虫も終齢だけでなく、ナミアゲハの項のように、せめて四齢の図を載せてくれればありがたいなということです。頁数と価格の関係で難しかったのだろうとは思うのですが...。


ちなみに、今、うちにいる幼虫さんです。↓ 
こんな緑の幼虫さんは初めて! 何の幼虫さんでしょう? 四齢だとは思うのですが、終齢の色が透けているというわけでもなさそうです(よく脱皮直前には下の緑が透けて見えるけど、そういう緑々しさではない)。
肉角の色からいって、ナガサキアゲハかクロアゲハでしょうか??






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