自転車ロン、のび太ロン



【採取地:京都市左京区


ひさびさにかわいそうなパイロンを見つけました。
土台を失ったパイロンはいくつも見ましたが、これは珍しい、自転車のペダルに頼って生き延びている例です。
正面から見た図も、なんとも心もとなげ。



声の届く政治。だが、パイロンは黙ったままです。
自転車の使用中はそのへんに転がされてしまうのでしょうか。
が、もしかすると、この自転車はパイロンのためだけにここにいるのかもしれず、だとすると、たいした大事にされロンです。



こちらも仲間。
へにゃっと折れ曲がったうえ、全身ガムテープだらけのパイロン。



何かに似ていると思ったら、「ジャイアンに殴られた後ののび太の状態」でした。




が、これも、見方を変えると、こんなに何度も手当て(補修)を施されてまで使ってもらえている果報ロンなのかもしれません。