旅写真 ―die Autobahn




今回の旅行のほとんどの時間は移動時間だったのですが、それでも、車窓から色々と面白いものが見えました。
たとえば標識。ドイツ−スイスの標識は、オモチャめいたデザインでかわいいのです。


ロマンティック街道沿いには、こんな目の覚めるような黄色も。延々広がる畑や牧草地の中に、ときどき赤い屋根が集まった小さな村があらわれます。






高速沿いのガードには、延々と落書きがされていました。
SAの売店では、車を改造・装飾するためのグッズが売られていましたが、ドラゴンや虎やドクロが多く、ヤンキー文化はいずこも同じモティーフを好むのだと確認しました。







SAに寄るのも面白かったです。これは、なぜがドイツのSAのトイレ横で催されていた彫刻展。HAFNERという人の作品らしいです。




そのトイレに貼ってあった絵。
Sie bestimmen ihr Leben nicht ihr Blase と書かれています。
「彼らはあなたの人生を左右する。あなたの膀胱だけではなくて」って感じですか?
なお、このトイレは有料トイレ(50セント)でしたが、そのレシートを持って売店にゆくと、50セント割引してくれるというシステムでした。








落書きだらけのペーパーフォルダーと、スイスのロックフェスのポスター。







SAでは、売店の雑誌棚を見るのもたのしかったです。
あっちでは数独が流行ってるらしく、大量のSUDOKU雑誌が棚の半分くらい占領してました。(お土産に買いました。)
オーストリアのSAの売店で買った雑誌。ちょっととがったティーンのためのファッション&芸能誌、って感じでしょうか。



ちゃちい革「風」アクセサリがおまけについていたりと、テイストは日本のティーン誌とそう変わりませんね。
巻末には読者の悩み相談コーナーがあり、「彼氏に男の子の恋人がいるっぽい」みたいな相談があったり。
あと、日本のヴィジュアル系バンドが人気らしく、「visual-kai」という語がそのまま使われてました。そいえば、パリのヴァージンメガストアでも、「j-rock」コーナーには、Dir en grey だけ1コーナーを成してCDが並べられてました。