男道場に潜入ッ

以前にも書きましたが、何故、男性週刊誌がどこかに潜入するときは、潜入 でなく 潜入ッ なのでありましょう。


で、最近の潜入ッ話ですが、男道場、であります。
男道場とは、一乗寺(京都ラーメン激戦区)に比較的最近オープンしたラーメン屋。
そこへ「男気を注入されに行こう!」と、ナメちゃん(マッチョ好き)に誘われたのでした。
なんでもその男道場では、マッチョなおにいさんが「男気」を注入してくれるそーなのです。
そんなわけで、先日ナメちゃんとともに、男道場に潜入ッ してまゐりました。


ナメカーで走ることしばらく、たどりついた男道場、店構えはこんな感じ。
写真には写っていませんが、看板の両横にもなんか男的な文言が書かれてました。



中にはキット、男(漢)たちがひしめいているに違いない……
とどきどきしながら門(実際はただのドア)を開けると、意外にも、文科系男子っぽい男子客のみ。
そして予想に反し、なんだかこぎれいな店内。
モット、相撲部の部室的な殺伐さを想像しておったのですが…。いや、相撲部の部室なんて行ったことないのだが。



とりあえず、いちばんおすすめぽい「からあげ定食」を注文。



写真があまり美味しそうに撮れず、申し訳ない。
ですが、ラーメンは濃厚で、チャーシューがとろんとして、美味しかったです!
もっと無骨なラーメンが、「へいお待ち!」と(店主の指がスープに浸かっているのもかまわずに)どん!と出されるんかと恐れてましたが、イメージに反して、丁寧に作られてました。。
そして特筆すべきは、米が異様に美味しかったです。
わたしはずっと、ラーメンライス(炭水化物責め)というものの意味が分からなかったのですが、このお店はごはんを注文すべき、とおもいます。


しかし、うまー、うまー、と食べ進むわたしたちは、ずっと気になっていたのです。
(男気は、いったいいつ注入されるのだ?)
「例のサービス、まだなんかな…」「いたたまれんくなって、中止になったんでは…」
などとこそこそ話していると、シャイな笑顔が素敵な店員さんがそっと傍にやってきて、

「あの、当店名物になります、男気を注入させていただいてもよろしいでしょうか……?」

腰が低い!

待ってました、ぜひぜひ! とお願いすると、店員さんは、「では注入させていただきます」と一礼の後、「では、男気注入!!」 と叫びつつ、心なしかはにかんだ笑顔で、男気を注入してくださいました。

なお、注入されたものは、胡麻 でした。



  


ちなみに、男道場では、男気的なBGMが延々と流れていました。(「男の勲章」とか、一世風靡のそいやそいやいうやつとか。)
ただ、レパートリーが少ないらしく、スグ一巡してしまい、そいやそいやばっかり何回も聴くはめに。
男気BGM、セレクトに協力したいっす。