今年の紫陽花さんたち

何度か書いている気がしますが、お花の中では紫陽花が一番好きです。

子どもの頃住んでいたアパートの近くに紫陽花の咲くおうちがあり、おさんぽのたびにいろとりどりのそらを観ながら、母にその花言葉を教えてもらった思い出ある花でもあります。初めて花言葉を覚えた花です。

梅雨の季節は諸々不便ではありますが、紫陽花が咲くのは毎年愉しみです。

大阪城公園は紫陽花園があると聞いて気になっていたのですが、今年初めて訪れてみました。そう大規模ではなく、目立たない場所にこじんまりとあるのがむしろ好ましかったです。犬の散歩をしている人や、何か配信している人たちがいました。

この日は6月半ばですが既に真夏のように暑かったです。

いろんな色の子がいました。どれも好きです。

本来は小川の両脇に紫陽花が咲く涼し気な光景が見られたのでしょうが、水が止められていました。

紫陽花の前で写真を撮りました。この一帯は、上部がピンク、下部が青で見事に塗り分けられていました。

可憐なピンクの子。ハエとともに。

園の向こうは大通り。都会のオアシス的な感じです。

淡い色のも、立ち枯れたのも好きです。

きれいなピンクでした。ピンクは、デジカメやiphoneのカメラでなかなか思うように撮れません。

紫陽花園の脇にあった何かの祠。

大阪城公園は紫陽花園以外のところにも紫陽花が咲いていて、緑の道の中でふと出会った白い一角が、はっと目の覚めるような白さでした。

こちらは京都の紫陽花。まるっこい花びら。最近品種改良でいろんな紫陽花ができているそうですね。こういうの、昔はあまり見なかった気がしますが、以前からあったのかな？

小雨に濡れてかわいいです。

紫陽花越しに神社。

おなじみ、祇園白川沿い。このあたりも好きな紫陽花スポットです。今回はよしお（鳥）に会えず無念。

川沿いの紫陽花はそれだけで美し。

コロナのせいか観光客は少なかったです。

こちらは淀城址の草むらの中の紫陽花。背丈が高く、野生的でかっこよかったです。

紫陽花は、紫陽花園的なところへ「観に行こう」と思って観に行くのもいいですが、ふと思いがけず路傍で遭う紫陽花がじつは一番好きです。

吉田の雨上がりのひと房です。

犬の多様さ

これはいい！

商店街の片隅に貼られたなんてことない犬糞看板ですが妙に愛あふるるデザインです。

中央の犬と飼い主さんは、犬糞看板界で最もよく見かけるフリー素材ですが、その周囲にもいろんな犬がちりばめられています。どの子もかわいい！ おそらく、作者がフリー素材を探しながら、「ああっ、これもかわいい！ この犬もいい！　全部貼ってしまお！」となったのでないか……と勝手に想像しております。

可愛い糞尿

最近犬糞看板にも、飼い主の心をつかもうとする、よくいえばやさしい・悪くいえばあざとい 文言を見かけるようになりました。こう言われてしまえば飼い主としては「あっ、はい！」とならざるをえないですよね。

文言もいいんですが、犬の中途半端な長さのしっぽ、どこかおっさんぽい笑顔がいいです。

真空管

乳的なものは至るところに存在しています。

最近の食べもの

このブログでは意外に食べもののことを書いてない気がしますが、たまには、最近の食べ物の記録を書きます。

・ドレッシング

今更なんやねんという感じですが、最近、ドレッシングに目覚めました。サラダにいろんなドレッシングをかけるべく、いろんなドレッシングを買っています。

なんでか長年ドレッシングをかけることに対して罪悪感があり、ドレッシングをかけるときは毎回、味がするかしないかの微妙な量しかかけてへんかったんですよ。罪悪感？の理由としては、

　(1) 単なるケチり

　(2) 昔のダイエット時代の名残

（私は周期的にダイエットしては失敗している万年ダイエッターでしたので「ダイエットにはサラダがいい！でもドレッシングはカロリーが高いからダメ！」という言説に怯えてきたのです。といってもそれ以上の高カロリーなものをさんざん食うているのだが……）

　(3)「野菜が好きなら野菜そのままの味を味わうべき」みたいな謎の強迫

という感じでしょうか。

しかし最近、「外食のサラダが美味いのはドレッシングがたくさんかかってるからでは……」と気付き、自宅でもドレッシングを解禁したのでした。特に最近うまかったのは、ナッツドレッシングです。

・フルーツ大福

「水都撰菓」という和菓子屋さんが駅内にポップアップストアを出店していて、そこでフルーツ大福というものを知ったのでした。お店は吹田市にあり、先日吹田市に行く機会があったので、寄ってみました。

大福の種類はいろいろあり、季節によっても違うそうです。この日は枇杷が安くなっていてお得でした。枇杷と、ピンクグレープフルーツを選び、お店のイートインふぺーすでいただきました。

この伊藤園の抹茶（粉が蓋の中に入っておりそれを溶かして飲む）も美味しかったです。暑い日に自転車で寄ったので、冷たいお茶がひときわ美味しく感じたのかもしれません。

大福を買うと大福をふたつに割る用の糸がついてきます。分け分けする用？かと思いきや（分け分けしてもいいのですが）、「萌え断」って言葉が流行っていて、断面を楽しむのだそうです。知らなんだ、勉強になった、「ダンメン」なら知ってたけど。

ピンクグレープフルーツはあんまり上手く萌え断できませんでした……。他の日にキウイとメロンを食べたのですが、そちらはきれいな萌え断になりました。

・焼肉屋さんの弁当

コローナのせいでどこの飲食店も、昼のテイクアウトなどを始めてがんばってはります。このあいだ買うて美味しかったのは、焼肉屋さんの牛すじ弁当です。こんなしっかりお肉とごはんが入っていて600円台で大変満足したので、嬉しくなって撮りました。

・うどん

自分で作って美味かったのはこれでしょうか。山本ゆりさんという料理研究家？の方のレシピがSNSで流れてきて、簡単かつ美味しそうだったので作ってみました。

めんつゆ・ごま油・冷凍うどんをレンジにかけ、卵黄と薬味を載せるだけで超うまいというやつです。実際うまかったです。自分で作るときはとにかく「簡単に作れること」がいちばん重要です！

・ゴールデンカムイに出てきたやつ

最近はずっと『ゴールデンカムイ』を読んでおり、ファンブックも買うたのですが、それにレシピが載ってた中で唯一自力で作れそうだったやつを作りました。「チポロラタシケプ」というそうです。「チポロ」はアイヌ語でイクラのことだそうです。

塩ゆでした芋にバターとイクラをあえています。シンプルですがかなり美味しかったです。ただ、本来のチポロラタシケプとどれくらい近いのかは分かりません……。アイヌ民族文化財団によるちゃんとした解説はこちら。

https://www.ff-ainu.or.jp/manual/files/2004_10.pdf

なお、ゴールデンカムイに出てくる中で一番食べたいのはシャチの竜田揚げです。次がかね餅（これは北海道関係ない……私は餅が好きなのです）。

・はちみつ苺のアフタヌーンティー

もうだいぶ前のことですが、はちみつ苺のアフタヌーンティーというのに行きました。そういうものには滅多に行かないので、うれしがって撮った写真をupします。

たくさんの種類の紅茶がおかわり自由でした。そうなると全種類飲みたいのが人情……というか貧乏性というもので、後半はずっと頻尿でした。

ふいいいいい

カップもおしゃれでした。私めなどがこんな……許されるのでしょうか（大袈裟）。

ケーキは小さくてかわいいし、甘さ控えめ。

ババロアぽいの。いちいち可愛いです。

クレープ。スプンも可愛いです。

なんだったか忘れたけど花びらが載っていてきれいです。丁寧に作られたデザートは美しいですね。

外の景色も気持ちよかったので自撮りしたかったのですが……なんか……。

・なまの麺をスープに投入したやつ

可愛いデザートで贅沢なひとときもたまには良いものですが、しかし、「ああ、俺らしいなあ」と感じるのはこういうものを食うてるときやったりします。生の麺を溶かしたスープに投入しただけの激適当晩飯です。私はラーメンは粉落としが好き、そうめんもほとんど茹でずに食べるのが好きなのです。

ところで、ちょっと前に『フード性悪説アンソロジー』に誘っていただいた際にも改めて思ったのですが、食はやはり自分のテーマのひとつやなあと改めて思う昨今です。最近、食に関する小話をちょこちょこまとめ、pixivにupしています。面白いか分かりませんがお暇であればどぞ。「天国グルメシリーズ」としています（「地獄のグルメシリーズ」にしようと思ったけどあんまりだと思い「天国」にしました）

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15257879

最近買ったかわいいもの

最近買ったいろいろです。（動物系が多いです。）

・動物さん手袋

ワークマンに父の手袋を買いにいったのですが、これを買って出てきました。か、かわいーーー！！ しかし一度作業に使ったら真っ黒になったので、たくさん買うておくべきでした。

・牛のシャツ

ポロシャツて普段着ないんですが、「牛さんのワンポイントがある」という理由だけで買いました。牛がいるというだけの理由で買った服があと数枚あります。

・アノマロカリスステッカー

これはだいぶ前に買って飾っていたのですが、最近手帳に貼りました。

カンブリ屋さんというストアで、古代生物花札と一緒に買ったのでした。

https://cambriya.stores.jp/

・ウーパールーパー

特に使い道はなかったのですが、いろんなものが投げ売りのように売られている雑貨屋で、200円で投げ売りされており、目が合ったので買いました。部屋にいると幸せなのでなんかいいかなと思っています。

・タイヤの残りみぞを調べるやつ

車に乗らんので使わないのですが、リサイクル屋さんで10円で売られており、なんかかっこよかったので買いました。こういう「ある特定の用途にしか使えない」グッズが好きなのですよね……。

・ドムドムのマスク

ドムドムのドムぞうさんが好きで、マスクが出ていたので買いました！ ドムドムが街の中心部から減りつつあり、実に淋しいのですが、なんとかなんとか生き残ってほしいです！ 最近はグッズ展開もしているようで、がんばってほしいです。思えば大好きだった明治サンテオレも行ったことないけど森永ラブも無くなってしまいました。マイナーチェーンよ、マクドに負けないで！

挿絵を描かせていただきました ／おお、無印の六角ツインペンよ

少し前の話なのですが、本の表紙と挿絵を描かせていただきました。

佐藤泰子さんの『死生の臨床人間学――「死」からはじまる「生」』（晃洋書房）という本です。

安楽死・尊厳死、出生前診断、脳死、患者差別………と重いテーマではありますが、講演でも人気の佐藤さんらしく、さまざまな小話を交えながらそれらが語られています。対人援助や医療倫理に興味のある方におすすめであります。コロナ禍において、「命の選別」などという言葉が聴かれるようになってしまった昨今、広く読まれるべき本だと思います。

ところで表紙や挿絵を担当させてもらう中で、いろいろ面白い発見がありました。本のテーマのひとつが対人援助であるので、人と人が寄り添うような絵を描いたのですが、自分はふだん複数の人物を描くとき、できるだけ視線が合わないように・身体が触れ合わないように描いている！ と気づいたり。こういうのは、ふだんひとりでお絵描きしてるとなかなか気づかないですね。なんだか描画テストを受けたような体験でした。

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ところで、絵関連で別の話ですが、最近の悲しいことをひとつ。

長年、絵を描くとき、無印良品の「六角ツインペン・黒」というやつを使っていたのですが、最近店頭になく、店員さんに尋ねたところ生産終了であるということが分かりました。OH……上記挿絵を描くときもLINEスタンプを作るときも共にあった無印六角ツインペン……。

正直、「めちゃめちゃ使い心地いい！」というわけでもないんですが、使い慣れていたので淋しいです。どこにでもありそうなペンなんだけど、意外に類似のものが無いんですよね……これに代わるものを探す旅に出ようと思います。